22日のドル・円は、東京市場では104円75銭から104円46銭まで下落。欧米市場でドルは、104円41銭から105円08銭まで反発し、104円92銭で取引終了。本日23日のドル・円は、主に105円近辺で推移か。リスク回避的な円買いは縮小しており、新たな円買い材料が提供されない場合、ドルは下げ渋る可能性がある。
米下院金融サービス委員会で22日に行われた議会証言で、連邦準備制度理事会(FRB)のパウエル議長は、「アメリカ経済は新型コロナウイルスの感染拡大がもたらしたリセッション(景気後退)から著しい回復を示しているものの、見通しにはかなりの不透明性が存在する」との見方を伝えた。市場関係者の間からは「パウエル議長の証言は市場予想に沿った内容」との声が聞かれた。
この日発表された米経済指標はまずまず良好だったことから、米長期金利は下げ渋ったものの、経済活動は全般的にウイルス感染拡大前の水準を大幅に下回ったままであることから、追加金融緩和や新たな経済支援策への期待は持続している。22日のニューヨーク市場では、主要通貨に対するドル買いが優勢となったが、一部の市場参加者は「ドルの持続的な上昇の可能性は高まっていない」と指摘し、ドルの反落を警戒している。
<CS>
米下院金融サービス委員会で22日に行われた議会証言で、連邦準備制度理事会(FRB)のパウエル議長は、「アメリカ経済は新型コロナウイルスの感染拡大がもたらしたリセッション(景気後退)から著しい回復を示しているものの、見通しにはかなりの不透明性が存在する」との見方を伝えた。市場関係者の間からは「パウエル議長の証言は市場予想に沿った内容」との声が聞かれた。
この日発表された米経済指標はまずまず良好だったことから、米長期金利は下げ渋ったものの、経済活動は全般的にウイルス感染拡大前の水準を大幅に下回ったままであることから、追加金融緩和や新たな経済支援策への期待は持続している。22日のニューヨーク市場では、主要通貨に対するドル買いが優勢となったが、一部の市場参加者は「ドルの持続的な上昇の可能性は高まっていない」と指摘し、ドルの反落を警戒している。
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