NY債券:米長期債相場は強含み、欧米株安などを受けた安全逃避の債券買い

配信元:フィスコ
投稿:2020/09/22 06:56
21日の米国長期債相場は強含み。欧米株安や米連邦準備制度理事会のパウエル議長が9月22日に行う下院金融委員会での証言内容などを受けて、安全逃避的な債券買いが観測された。パウエル議長は「景気回復を可能な限り強固なものとし、経済へのダメージ継続を抑えるために手段を駆使し、できる限りのことを行うことに引き続きコミットしている」との見解を提示しているようだ。10年債利回りは一時0.646%近辺まで低下した。

イールドカーブは、フラットニング気配で推移。2年−10年は+53.00bp近辺、2年−30年は+128.00bp近辺で引けた。2年債利回りは0.14%(前日比:0bp)、10年債利回りは0.67%(同比:-2bp)、20年債利回りは、1.20%(前日比:-3bp)、30年債利回りは1.41%(同比:-4bp)で取引を終えた。

<MK>
配信元: フィスコ