■業績動向
2. 営業利益増減要因
新日本製薬<4931>の化粧品の売上拡大による増収効果(1.6億円)とFFコスト※削減による効率化(3.9億円)が営業増益に貢献している。広告宣伝費などのマーケティング投資は、売上拡大に向けて上期に積極的に実施した一方、2020年9月期第3四半期には消費者動向を見極めるため一時的に抑制した結果、前年同期比1.7億円増加しているが、通期計画に対する進捗率は69.5%とコントロールされている。またFFコストは送料有料化施策による発送配達費の削減と、決済方法の切り替え誘導による決済手数料の削減が起因し前年同期比13.1%減、コールセンターコストは同5.8%減と、おおむね予定通りに効率化が進んでいる。営業利益は前年同期とほぼ同等の着地であった。
※ FFコスト(フルフィルメントコスト):通信販売において、受注から配送まで(梱包、発送、代金回収など)の一連の業務全体にかかるコストを指す。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 村瀬 智一)
<EY>
2. 営業利益増減要因
新日本製薬<4931>の化粧品の売上拡大による増収効果(1.6億円)とFFコスト※削減による効率化(3.9億円)が営業増益に貢献している。広告宣伝費などのマーケティング投資は、売上拡大に向けて上期に積極的に実施した一方、2020年9月期第3四半期には消費者動向を見極めるため一時的に抑制した結果、前年同期比1.7億円増加しているが、通期計画に対する進捗率は69.5%とコントロールされている。またFFコストは送料有料化施策による発送配達費の削減と、決済方法の切り替え誘導による決済手数料の削減が起因し前年同期比13.1%減、コールセンターコストは同5.8%減と、おおむね予定通りに効率化が進んでいる。営業利益は前年同期とほぼ同等の着地であった。
※ FFコスト(フルフィルメントコスト):通信販売において、受注から配送まで(梱包、発送、代金回収など)の一連の業務全体にかかるコストを指す。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 村瀬 智一)
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