◎〔東京外為〕ドル、105円台前半=FOMC前で「取引しづらい」(16日午後5時)

配信元:時事通信社
投稿:2020/09/16 17:37
 16日の東京外国為替市場のドルの対円相場は、日本時間17日未明に結果が公表される米連邦公開市場委員会(FOMC)を前にしたポジション調整の動きにとどまり、1ドル=105円台前半を軸とした狭い値幅で推移した。午後5時現在は、105円24〜28銭と前日(午後5時、105円74〜78銭)比50銭のドル安・円高。
 東京時間朝方は105円40銭台で始まった。午前は、軟調に始まった日経平均株価を眺めて105円20銭台まで値下がりしたが、仲値前に輸入企業のドル買いが入り、105円30銭台まで持ち直した。午後は、「FOMC前で積極的に取引がしづらい」(FX会社)ことから、105円台前半の狭い値幅で動意を欠いた。
 日本時間今夜には8月の米小売売上高の公表などが予定されているが、FOMCの結果公表前まで大きな値動きはないとみられる。FOMCでは今回初めて2023年の経済見通しを発表する予定。市場では「ゼロ金利政策が長期化するとの見通しが確認されれば、ドル売りが進む可能性がある」(邦銀)との見方がある一方、下値は堅く「105円を割れても一時的」(同)と指摘される。
 臨時国会で菅義偉首相が選出されたが、閣僚に内定した顔ぶれに意外感がなかったため、午前中から「株高・円安を見込んだ投資家による手じまいのドル売り」(外為仲介業者)も見られた。
 ユーロは終盤、対円は小幅高、対ドルは強含み。午後5時現在、1ユーロ=124円83〜84銭(前日午後5時、125円61〜64銭)、対ドルは1ユーロ=1.1861〜1861ドル(同1.1880〜1881ドル)。(了)
[時事通信社]
配信元: 時事通信社
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