◎〔米欧石油市況・詳報〕2%上昇=米国へのハリケーン接近で供給混乱(15日)☆1

配信元:時事通信社
投稿:2020/09/16 07:51
 15日の米欧石油市場の原油先物相場は2%超上昇。ハリケーンによる米国の供給混乱が響いた。ただ、業界内では、新型コロナウイルス流行からの回復が想定よりも遅れると予想されており、需要懸念が台頭している。
 英国産標準油種北海ブレント先物11月きりの清算値(終値に相当)は、0.92ドル(2.3%)高の40.53ドル。米国産標準油種WTI先物10月きりの清算値は、1.02ドル(2.7%)高の38.28ドル。
 メキシコ湾へのハリケーン「サリー」の接近を控え、先物相場が上昇した。ハリケーンは、進路を東に移してアラバマ州西部に向かっており、洋上の原油・ガス生産は4分の1以上が停止し、主要な輸出港は閉鎖。沿岸部の精製施設も強風で稼働を見合わせた。
 ライスタッド・エナジーの石油市場部門責任者、ブヨナール・トンホーゲン氏は「米国の悪天候によって原油生産が予測できなくなることは、原油相場(の買い手)にとっては常に良い手掛かり材料だ」と述べた。
 一方、原油需要の見通しは弱いままで、上値を抑えた。国際エネルギー機関(IEA)は、2020年の見通しを日量20万バレル切り下げて同9170万バレルとし、景気回復ペースへの警戒感を示した。
 IEAは月報で「原油需要の回復は、下半期に著しく減速すると見込んでいる。回復が容易な部分は大半が既に実現した」と指摘。先進国の商用原油在庫については、7月に32億2500万バレルの過去最高を記録したとして、下半期の在庫取り崩し予想を引き下げた。(続)
[時事通信社]
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