午後:債券サマリー 先物は小幅続伸、流動性供給入札結果は順調
15日の債券市場で、先物中心限月12月限は小幅続伸。日米中銀会合にらみの展開ながら、この日に実施された流動性供給入札の順調な結果が相場を押し上げた。
様子見ムードが強いなか、債券先物は小安くスタート。15~16日に開催される米連邦公開市場委員会(FOMC)や、16~17日の日銀金融政策決定会合を見極めるまでは積極的には動きにくいといった様子だった。日経平均株価の下落が下支えとなり下値は限定的だったが、14日の米長期債相場が動意に乏しかったことなどから上値も重く、午前には新発10年債の取引が成立しないなど現物債市場も閑散としていた。午後に入ると、流動性供給入札(対象:残存期間5年超15.5年以下)の結果が判明し、応札倍率が4.19倍と前回の3.34倍を上回ったことを好感。債券先物は一時152円02銭まで強含む場面があったものの、追随買いは広がらなかった。
先物12月限の終値は前日比2銭高の152円00銭となった。現物債市場で10年債の利回りは、前日に比べ横ばいの0.015%だった。
出所:MINKABU PRESS
様子見ムードが強いなか、債券先物は小安くスタート。15~16日に開催される米連邦公開市場委員会(FOMC)や、16~17日の日銀金融政策決定会合を見極めるまでは積極的には動きにくいといった様子だった。日経平均株価の下落が下支えとなり下値は限定的だったが、14日の米長期債相場が動意に乏しかったことなどから上値も重く、午前には新発10年債の取引が成立しないなど現物債市場も閑散としていた。午後に入ると、流動性供給入札(対象:残存期間5年超15.5年以下)の結果が判明し、応札倍率が4.19倍と前回の3.34倍を上回ったことを好感。債券先物は一時152円02銭まで強含む場面があったものの、追随買いは広がらなかった。
先物12月限の終値は前日比2銭高の152円00銭となった。現物債市場で10年債の利回りは、前日に比べ横ばいの0.015%だった。
出所:MINKABU PRESS
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