ナノキャリア<4571>は11日、同社が国内開発権および販売権を導入した遺伝子治療薬VB-111について、National Cancer Institute(NCI)と導入元であるVBL社(イスラエル)が共同で実施する、大腸がんを対象とした免疫チェックポイント阻害剤「オプチーボ」との併用第2相試験に関し、二人の患者に初めて投与が開始されたと発表した。
同試験は、免疫チェックポイント阻害剤(ICI)が効きにくいとされる消化器系のがんにおいて、VB-111との相乗効果を検討するというもの。近年、がん治療の中心的な存在となったICIに対するVB-111を用いた新たな治療法の開発により、がん治療領域において本製剤の活用範囲の拡大が見込まれ、製剤価値がさらに高まると期待される。VB-111は、腫瘍血管内皮細胞のアポトーシスを誘導し、さらに腫瘍免疫を惹起する2 つのメカニズムを有するユニークな治療薬。遺伝子治療でありながら、静脈注射による全身投与型の製剤であり、固形がんを対象に適応疾患を拡大する可能性を有している。
同社は、本製剤のがん治療における応用範囲の広さなどを評価しており、現在、VBL社が米国で実施中のプラチナ抵抗性卵巣がんを対象とした国際共同第3相臨床試験に日本を参画させる準備を進めているなど、大腸がん、脳腫瘍などを対象とした海外での開発動向を見極めながら国内開発を進めていくとしている。
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同試験は、免疫チェックポイント阻害剤(ICI)が効きにくいとされる消化器系のがんにおいて、VB-111との相乗効果を検討するというもの。近年、がん治療の中心的な存在となったICIに対するVB-111を用いた新たな治療法の開発により、がん治療領域において本製剤の活用範囲の拡大が見込まれ、製剤価値がさらに高まると期待される。VB-111は、腫瘍血管内皮細胞のアポトーシスを誘導し、さらに腫瘍免疫を惹起する2 つのメカニズムを有するユニークな治療薬。遺伝子治療でありながら、静脈注射による全身投与型の製剤であり、固形がんを対象に適応疾患を拡大する可能性を有している。
同社は、本製剤のがん治療における応用範囲の広さなどを評価しており、現在、VBL社が米国で実施中のプラチナ抵抗性卵巣がんを対象とした国際共同第3相臨床試験に日本を参画させる準備を進めているなど、大腸がん、脳腫瘍などを対象とした海外での開発動向を見極めながら国内開発を進めていくとしている。
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