ファインデックス(3649)上方修正期待を背景に四季報相場に注目◆あすなろ投資顧問 加藤あきら◆

著者:加藤あきら
投稿:2020/09/14 08:25

上方修正期待を背景に四季報相場に注目

【事業内容】
 医療システム会社で最先端のヘルステックにも精通し、世界初の視野検査事業なども展開。医療用画像管理システム「Claio」が主力だが、部門ごとのシステムや文書管理システムなども手がける。大学病院など大病院からの引き合いも多く、診療情報の統合ソリューションや地域連携ソリューションといった医療界の未来を創る企業の一つ。

【業績面】
 業績面においては8/13に中間決算発表を行い、売上高は17.6%増、営業利益は2.0倍に拡大し1Q時点においてシステム開発事業のセグメント利益が大きく伸長。電子カルテの新規案件獲得が順調で、医療ICT化の国策推進を背景に事業環境はこれまでにない追い風が吹く状況にある。2Qはやや落ち込むも通期計画を大幅超過ペースにある点は変わりなく、上方修正期待が膨らみやすい。

【株価動向】
 株価は3/13安値528円をつけてからはV字型の回復基調を辿り、1Q決算発表をうけて一段高となり200日移動平均線を奪回した。その後は中段で保ち合いとなるも、8月後半からは戻り高値を抜けてきており、コロナショック以前の年初来高値を窺うところまで値戻ししている。25日移動平均線が遅れて切り上がってきており、下値サポートとして意識しながらもう一段高を期待しておきたい。

配信元: 達人の予想

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