ドル円は戻り売りが優勢 このあとミシガン大指数=NY為替

著者:MINKABU PRESS
投稿:2020/08/14 22:55
 きょうの為替市場、株高が一服する中で、円安の動きも一服。ドル円は戻り売りが優勢となっており、106円台半ばまで伸び悩んでいる。このあと日本時間23時に8月調査分のミシガン大消費者信頼感指数(速報値)が発表される。予想のコンセンサスは72.0と前回から若干の低下が見込まれている。

 米国での感染第2波が依然として収束の気配を見せない状況に加えて、追加経済対策で与野党の対立が続いており、失業給付の上乗せも失効している。そのような中で米消費者のセンチメントは改善が一服していることが見込まれているようだ。きょうの市場の雰囲気であれば、予想を下回る数字なら、ドル円は敏感に反応する可能性もありそうだ。

 なお、ミシガン大学消費者信頼感指数は500件のサンプルによるアンケート調査をもとに算出されるが、速報段階では300件の調査をもとに発表される。 

ミシガン大学消費者信頼感指数・速報値(8月)23:00
予想 72.0 前回 72.5

USD/JPY 106.55

MINKABU PRESS編集部 野沢卓美

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