ソフトバンクGは売り買い錯綜、4~6月期最終損益12%増も強弱感対立
ソフトバンクグループ<9984.T>は売り買い錯綜、時価6400円台近辺は25日移動平均線を小幅に下回った水準にあるが、強弱感が対立している。11日取引終了後に発表した20年4~6月期の決算は最終利益が前年同期比12%増の1兆2557億1200万円と2ケタ伸長となった。20年1~3月期は新型コロナウイルスの影響で最終損益は1兆4381億6300万円の巨額赤字に陥ったが、足もとは資産売却による守りの姿勢を明示し、バランスを立て直している。ただ、4~6月期の業績改善は株価には事前に織り込まれていた部分もある。下値では買い板が厚いものの上値の重さも意識され、商い活発ながら方向感がつかみにくい状況にある。
出所:MINKABU PRESS
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