三井住建道、上期経常を一転16％増益に上方修正・最高益、通期も増額

　三井住建道路 <1776> [東証２] が8月6日後場(14:00)に決算を発表。21年3月期第1四半期(4-6月)の連結経常利益は前年同期比9.5倍の2.2億円に急拡大した。
　併せて、4-9月期(上期)の同利益を従来予想の0.6億円→5.5億円(前年同期は4.7億円)に9.2倍上方修正し、一転して16.0％増益を見込み、2期連続で上期の過去最高益を更新する見通しとなった。
　上期業績の好調に伴い、通期の同利益を従来予想の13.1億円→14.5億円(前期は16億円)に10.7％上方修正し、減益率が18.6％減→9.9％減に縮小する見通しとなった。

　直近3ヵ月の実績である4-6月期(1Q)の売上営業利益率は前年同期の0.4％→3.7％に大幅改善した。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　（１）第２四半期累計期間　（個別）　　売上高は前回予想を若干上回る見込です。利益につきましては前回予想より建設事業において、工事採算管理の徹底等により完成工事総利益が増加する見通しとなったことを主因として、経常利益は490百万円、四半期純利益は340百万円増加する見込みです。　（連結）　　第２四半期連結累計期間の業績予想につきましては、主に個別業績予想の修正に伴うものです。（２）通期　（個別）　通期業績予想につきましては、第２四半期累計期間までの業績予想を鑑みて、前回予想より経常利益で150百万円、当期純利益で100百万円増加する見込みです。　（連結）　通期連結業績予想につきましては、主に個別業績予想の修正に伴うものです。（注）上記の業績予想は、発表日現在で入手可能な情報に基づき作成したものであり、実際の業績は新型コロナウイルス感染症の今後の拡がり方や終息時期の変動など、今後様々な要因によって予想数値と異なる可能性があります。