ダウ平均は小反落で始まる TikTok巡り米中が対立=米国株序盤

著者:MINKABU PRESS
投稿:2020/08/04 23:16
NY株式4日(NY時間10:05)
ダウ平均   26657.10(-7.30 -0.03%)
ナスダック   10921.47(+18.67 +0.17%)
CME日経平均先物 22470(大証終比:-120 -0.53%)

 きょうのNY株式市場は売りが先行しており、ダウ平均は小幅に反落して始まっている。人気動画アプリ「TikTok」を巡り米中が対立しており懸念となっている模様。トランプ大統領が9月15日までにTikTokの米事業を売却するよう要請しており、それができなければ、営業停止にするとしている。マイクロソフトが買収交渉に乗り出しているが、中国政府はマイクロソフトによる買収を受け入れず、売却を余儀なくされた場合は米国に対して対抗措置を取る可能性があると伝わっている。これを受けマイクロソフトは反落して始まっている。

 また、追加経済対策を巡って米議会での与野党の協議がなお難航している。ただ、市場の反応は比較的落ち着いており、法案の進展を待っている状況のようだ。

 マイクロソフトは下落しているものの、他のIT・ハイテク株はきょうも買いが先行しておりナスダックは堅調。一方、銀行株や薬品株が下落しており相場を圧迫している。

 決算についてはS&P500社のうち322社が発表を終えており、そのうち約83%が予想を上回る利益を発表している。パンデミックで予想自体がかなり低く見積もられていたこともあり、予想を上回る利益を発表した企業の割合がかなり高いようだ。

 なお、引け後の決算ではディズニー、フォックス、ウィンリゾーツが予定されている。

アルファベット(C) 1476.94(+2.49 +0.17%)
フェイスブック 251.39(-0.57 -0.23%)
ネットフリックス 506.39(+7.77 +1.56%)
テスラ 1506.28(+21.28 +1.43%)
アマゾン 3149.15(+37.26 +1.20%)
エヌビディア 444.21(+3.80 +0.86%)
ツイッター 36.19(-0.20 -0.55%)

ダウ採用銘柄
J&J 145.87(-1.48 -1.02%)
P&G 131.37(+0.08 +0.06%)
ダウ・インク 40.12(+0.03 +0.07%)
ボーイング 166.20(+3.93 +2.49%) 
キャタピラー  131.36(-0.42 -0.32%) 
レイセオン  57.53(+0.02 +0.04%) 
ビザ 191.71(+1.02 +0.54%) 
ナイキ 96.74(-1.59 -1.63%)
ウォルグリーン 40.63(-0.44 -1.08%) 
3M 150.20(-0.22 -0.14%) 
エクソンモビル  42.88(+0.63 +1.50%) 
シェブロン 85.22(+0.41 +0.49%) 
コカコーラ 46.41(+0.11 +0.23%) 
ディズニー 116.76(+0.41 +0.35%) 
マクドナルド 196.38(+1.98 +1.02%) 
ウォルマート 129.26(-0.04 -0.03%)
ホームデポ 264.80(-1.38 -0.52%)
JPモルガン 95.19(-0.91 -0.94%)
トラベラーズ  113.13(-1.27 -1.11%)
ゴールドマン  199.08(-0.31 -0.16%)
アメックス 93.04(-0.50 -0.54%) 
ユナイテッドヘルス 302.44(-1.18 -0.39%)
IBM 124.60(+0.29 +0.24%)
アップル  439.22(+3.47 +0.82%)
ベライゾン 57.55(+0.31 +0.54%)
マイクロソフト  213.26(-3.28 -1.60%)
インテル 48.81(+0.51 +1.07%)
ファイザー 38.27(-0.08 -0.21%)
メルク 81.74(-0.80 -1.00%)
シスコシステムズ 47.23(+0.07 +0.15%)

MINKABU PRESS編集部 野沢卓美

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