JCRファが3日ぶり反発、新型コロナワクチン原液の製造でアストラゼネカと協議を開始
JCRファーマ<4552.T>が3日ぶりに反発している。7月31日の取引終了後、英アストラゼネカ(日本法人大阪市北区)が開発中のアデノウイルスベクターを用いた新型コロナウイルスに対するワクチンについて、国内における原液製造に関して協議を進めることになったと発表しており、これが好感されている。
同ワクチンは現在、アストラゼネカが英オックスフォード大学などと共同開発中で、日本政府と国内におけるワクチン導入に向けた具体的な協議を行っている。JCRファでは、早期に同ワクチンの国内安定供給に向け、原液の製造を加速するとしている。
また、JCRファは、独自の血液脳関門通過技術「J-Brain Cargo」を適用した、ライソゾーム病の一種であるムコ多糖症1型治療酵素製剤「JR-171」に関して、医薬品医療機器総合機構(PMDA)に第1/2相臨床試験の治験計画届を提出し、所定の調査が終了したと発表した。同治験は同社初のグローバル臨床試験で、ブラジル、米国に先行し、今年9月から日本での開始を目標としているという。
同時に再生医療等製品「テムセルHS注」の生産能力拡大に向けて、西神工場内の製造エリアを拡張すると発表した。これにより生産能力は現行から約30%増加することなるという。総工費が約2億円で、稼働開始は21年5月を予定している。
出所:MINKABU PRESS
同ワクチンは現在、アストラゼネカが英オックスフォード大学などと共同開発中で、日本政府と国内におけるワクチン導入に向けた具体的な協議を行っている。JCRファでは、早期に同ワクチンの国内安定供給に向け、原液の製造を加速するとしている。
また、JCRファは、独自の血液脳関門通過技術「J-Brain Cargo」を適用した、ライソゾーム病の一種であるムコ多糖症1型治療酵素製剤「JR-171」に関して、医薬品医療機器総合機構(PMDA)に第1/2相臨床試験の治験計画届を提出し、所定の調査が終了したと発表した。同治験は同社初のグローバル臨床試験で、ブラジル、米国に先行し、今年9月から日本での開始を目標としているという。
同時に再生医療等製品「テムセルHS注」の生産能力拡大に向けて、西神工場内の製造エリアを拡張すると発表した。これにより生産能力は現行から約30%増加することなるという。総工費が約2億円で、稼働開始は21年5月を予定している。
出所:MINKABU PRESS
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