【買い】日本M&Aセンター(2127)過去最高益を大幅更新!株価の高値更新も継続か=フェアトレード西村剛【日予想】

著者:西村剛
投稿:2020/08/02 17:03

■注目銘柄:【買い】日本M&Aセンター(2127)

■注目理由
7月30日に2021年3月期第1四半期決算短信を発表。新型コロナウイルス禍において、過去最高の売上高と経常利益を更新した。
前年同期比でみると、売上高はプラス18.1%、経常利益はプラス24.1%となった。
また、成約件数も前年と同水準を維持。近年、後継者不足問題等の影響でM&A市場の需要は伸び続けており、今後も成長を続けていくことが予想できる。
コロナ禍における同社の対外的な対応としては、全国の経営者に対し情報発信を行い、後継者問題の前倒しや資金繰りに困窮している等の企業に対してパートナー戦略を提案。
このようなことから、今回の騒動が収束する時期を早い段階から見据え、経営拡大の機会を逃さない積極的な姿勢が窺え、ますます成長の期待ができる。
加えて、今年に入ってから2月、3月とベトナム、マレーシアに新たな拠点進出を行う。今後はASEANを中心としたクロスボーダーM&Aにも注目したい。

■テクニカル分析
7月31日は前日比4.70%プラスの5,120円で引け、年初来高値を更新した。30日に発表された業績をみると、今後の成長がかなり期待でき株価も高値更新の可能性も高いのではと考えた。
RSI(9日)は70%となりやや過熱気味。しかし、今のトレンドを考えるとまだまだ上昇の余地はあるのではないかと予想した。

■事業概要
中小企業向けのM&A仲介を手掛ける。会計事務所や地銀などと連携。時価総額約8,503億円。PBR約22.6倍。

■足もとの業績
直近発表の2021年3月期第1四半期決算では、売上高90億89百万円(前年同期比+18.1%)、営業利益48億87百万円(同+25.4%)、純利益48億76百万円(同+24.1%)となっている。

西村剛
フェアトレード株式会社 代表取締役
配信元: 達人の予想

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