【本日の相場予測】米中対立の激化を嫌気し株売りゴールド買い 22250円-22550円のレンジを想定◆あすなろ投資顧問 加藤あきら◆

著者:加藤あきら
投稿:2020/07/27 08:45

米中対立の激化を嫌気し株売りゴールド買い 22250円-22550円のレンジを想定

【海外市場】
 24日のNY株式市場は主力ハイテク株に幅広く売りが広がったほか、コロナ対策のワクチン期待で上げていたヘルスケアセクターにも利益確定売り。米経済指標は6月新築住宅販売件数が発表され、市場予想を上回ったものの、米トランプ政権が中国総領事館の閉鎖措置に踏み切ったことに対抗して中国側も米国総領事館の閉鎖を通知、マクロ材料は米中対立激化が新ステージに突入した懸念に焦点が移っている。

ダウ工業株     26469.89(-182.44)▼0.68%
ナスダック     10363.18(- 98.24)▼0.94%
S&P500     3215.63(- 20.03)▼0.62%

【本日の日経平均
本日の日経平均は米中対立激化の懸念と米国ハイテク株セクターの利益確定売りを嫌気し、景気敏感株には売りが広がると見る。また、国内では連休中に新型コロナウイルス感染者の増加が心理的な重石として意識されやすいことから、新たな買いが入りにくい中での売り圧力に注意か。CME日経平均先物の終値は2万2335円で、22日の東京市場の日経平均終値2万2751円と比べ416円ほど安い水準。

日経平均株価のポイント
2万2764円 5日線
2万2751円 22日終値
2万2508円 25日線
2万2335円 CME日経平均先物

配信元: 達人の予想