有望銘柄の探し方はこれだ!その2
一目均衡表の原著には役立つ事柄が数多く載っていますがその中のひとつを紹介します。
楽して儲けようとする風潮は昔も今もなんら変わりなく、観測記事や風評での株式投資では決して儲けることが出来ません。
材料と相場について以下のように記述されています。
“材料と相場の関係は極めて微妙であるが、相場の本音を聞く場合は、先ず相場(均衡表)に重点を置き、既に知られた材料よりも知られざる材料を相場に聞こうとする姿勢が必要である。”
材料から相場を考えるのではなく、相場において材料を評価する。つまり、相場自身が材料を評価するものです。
ともすれば、上げ相場の末期には好材料が、下げ相場の末期には悪材料が相次ぎ、かつ大きく出てくることになります。
しかし、現実の相場はそれらの材料に対し影響も関心もみられず、無反状態となった時こそ「逆向かいの絶対的瞬間」となります。
一般に、知られ過ぎている材料の材料としての価値は低く、一応の警戒を要します。
人間はつい不安にかられて、「ああなったらどうしよう、こうなったらどうしよう」と考えて落ち着かなくなってしまいますが、勝負の場では頭ではなくて身体で反応することが必要です。頭まで考えて疲れてしまっては、いざ勝負と言うときに的確な判断ができず、対応できなくなってしまいます。
また、過ぎ去ったことを考えて悩んでみたところで、やはり勝負の場で的確な判断が出来なくなってしまうものです。分からないことをあれこれ考えるより、現在の状況に対応することが大事です。それが「現在を知る」、「一目均衡表」であると私は思います。
『均衡表は相場の直観力を高める道具である』と述べられています。
最後にテクニカル分析からの銘柄をいくつかご紹介します。ご参考まで。
オロ・ユーザーローカル・エイトレッド・富士通フロンテック
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