新興市場銘柄ダイジェスト:マクアケは急騰し上場来高値、小田原機がストップ高

配信元:フィスコ
投稿:2020/07/22 16:17
<4446> LinkーU 2426 +172
急伸。東証の承認を受け、29日から第1部に上場市場が変更になると発表している。Link-Uは「今後も更なる業容の拡大と企業価値向上に努める」とコメントしている。8月末からTOPIX(東証株価指数)の構成銘柄に組み入れられるため、指数に連動した運用を目指すパッシブファンドなどの需要が期待できるとみられている。

<7314> 小田原機 543 +80
ストップ高比例配分。茨城交通(水戸市)が運行する高速バス「勝田・東海—東京線」の車内でキャッシュレス決済を導入すると発表している。Visaのタッチ決済やQRコード決済でカードや携帯電話をリーダにかざしたり、画面をスキャンしたりするだけで乗車できる。運転士と乗客が接触しないため、新型コロナウイルス感染予防対策としても有効という。Visaのタッチ決済は、バス車内での導入は日本初としている。

<4479> マクアケ 9340 +1110
急騰し上場来高値。20年9月期の営業利益を従来予想の4.78億円から4.80億円(前期実績1.24億円)に上方修正している。流通総額の拡大などを反映した。第3四半期累計(19年10月-20年6月)営業利益は前年同期比842.7%増の5.30億円で着地した。オンラインで新商品を取り扱えるプラットフォーム「Makuake」を利用する事業者や消費者が増加し、利益を押し上げた。

<4583> カイオム 298 +6
3日続伸。がん治療用抗体CBA-1205について、国立がん研究センター中央病院及び東病院の治験審査委員会の審査を経て、臨床第1相試験の実施に関する契約を締結したと発表。CBA-1205は肝臓がんを中心とする固形がんの細胞表面に発現している抗原DLK-1に選択的に結合する遺伝子組み換えヒトIgG1型モノクローナル抗体。同試験ではCBA-1205の安全性と体内動態を確認し、探索的な有効性を調べる。

<7776> セルシード 371 -8
反落。第三者割当で第19回新株予約権3万5000個(潜在株式数350万株)を発行すると発表している。割当日は8月6日、割当先はバークレイズ・バンク。調達資金の約13億円は研究開発資金(8.22億円)や運転資金(4.73億円)に充てる。6月30日現在の発行済株式総数は1425万9419株で、最大24.55%の希薄化が生じる可能性があることが懸念され、売り優勢となっている。

<7049> 識学 1347 +108
急伸。首都圏以外への事業展開の強化を目的とし、東北エリアの顧客拡大に向けた体制を構築すると発表している。サービスに対するニーズが高く、顧客拡大の可能性が高いと判断した郡山に営業所を開設する。早期に顧客基盤を構築することで組織コンサルティング事業の拡大を目指す。営業開始日は27日。株価が200日移動平均線を突破したことも買いを後押ししているようだ。 <ST>
配信元: フィスコ

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