津田駒工業 <6217> が7月13日大引け後(15:00)に決算を発表。20年11月期第2四半期累計(19年12月-20年5月)の連結最終損益は18.5億円の赤字(前年同期は4.5億円の黒字)に転落した。
併せて、非開示だった通期の業績予想は連結最終損益が32億円の赤字(前期は5.9億円の赤字)に赤字幅が拡大する見通しを示した。
会社側が発表した上期実績と通期計画に基づいて、当社が試算した6-11月期(下期)の連結最終損益は13.5億円の赤字(前年同期は10.4億円の赤字)に赤字幅が拡大する計算になる。
同時に、従来未定としていた期末一括配当を見送る(前期は無配)とし、無配継続する方針とした。
直近3ヵ月の実績である3-5月期(2Q)の連結最終損益は9.6億円の赤字(前年同期は2.2億円の黒字)に転落し、売上営業損益率は前年同期の3.7%→-14.1%に急悪化した。
株探ニュース
会社側からの【修正の理由】
新型コロナウイルスの世界的な感染拡大に終息の目途がつかず、一部で移動制限の解除等、回復に向けた準備が進められておりますが、経済環境の好転につながる状況には至っておりません。このため、輸出比率が高い当企業グループといたしましては、当面、販売活動の制限を受けざるを得ない状況が続くと判断せざるを得ません。 こうした状況に対し、当企業グループといたしましては、新製品の開発を進めるとともに、世界の経済活動の回復に向けた情報の収集と販売拡大のための準備を着実に進めてまいります。繊維機械事業では中国国内における内需の回復需要の取り込みを図ってまいります。工作機械関連事業では、中国市場のスマートフォンやタブレット端末等のOEM業界向け需要回復や自動車販売台数の増加など、市場回復の兆しを逃さず受注に結びつけてまいります。 通期の連結業績予想につきましては、第2四半期までの実績と足元の受注状況等を勘案し、売上高24,000百万円、営業損失2,800百万円、経常損失2,900百万円、親会社株主に帰属する当期純損失3,200百万円といたします。(詳細は、本日公表いたしました「令和2年11月期 第2四半期決算短信[日本基準](連結)」をご参照ください。)
当社は環境の変化に耐えうる健全な財務体質を維持するとともに、事業拡大のための内部留保を高めながら、株主の皆様への安定的な配当を行うことを基本方針としております。 今般、上記の通り、通期の業績見通しが大きく落ち込む見込みであることから、これまで未定としておりました期末配当金については、無配に修正いたします。 株主の皆様には誠に申し訳なく存じますが、引き続き事業の立て直しに努めてまいりますので、変わらぬご支援を賜りますようお願い申し上げます。
併せて、非開示だった通期の業績予想は連結最終損益が32億円の赤字(前期は5.9億円の赤字)に赤字幅が拡大する見通しを示した。
会社側が発表した上期実績と通期計画に基づいて、当社が試算した6-11月期(下期)の連結最終損益は13.5億円の赤字(前年同期は10.4億円の赤字)に赤字幅が拡大する計算になる。
同時に、従来未定としていた期末一括配当を見送る(前期は無配)とし、無配継続する方針とした。
直近3ヵ月の実績である3-5月期(2Q)の連結最終損益は9.6億円の赤字(前年同期は2.2億円の黒字)に転落し、売上営業損益率は前年同期の3.7%→-14.1%に急悪化した。
株探ニュース
会社側からの【修正の理由】
新型コロナウイルスの世界的な感染拡大に終息の目途がつかず、一部で移動制限の解除等、回復に向けた準備が進められておりますが、経済環境の好転につながる状況には至っておりません。このため、輸出比率が高い当企業グループといたしましては、当面、販売活動の制限を受けざるを得ない状況が続くと判断せざるを得ません。 こうした状況に対し、当企業グループといたしましては、新製品の開発を進めるとともに、世界の経済活動の回復に向けた情報の収集と販売拡大のための準備を着実に進めてまいります。繊維機械事業では中国国内における内需の回復需要の取り込みを図ってまいります。工作機械関連事業では、中国市場のスマートフォンやタブレット端末等のOEM業界向け需要回復や自動車販売台数の増加など、市場回復の兆しを逃さず受注に結びつけてまいります。 通期の連結業績予想につきましては、第2四半期までの実績と足元の受注状況等を勘案し、売上高24,000百万円、営業損失2,800百万円、経常損失2,900百万円、親会社株主に帰属する当期純損失3,200百万円といたします。(詳細は、本日公表いたしました「令和2年11月期 第2四半期決算短信[日本基準](連結)」をご参照ください。)
当社は環境の変化に耐えうる健全な財務体質を維持するとともに、事業拡大のための内部留保を高めながら、株主の皆様への安定的な配当を行うことを基本方針としております。 今般、上記の通り、通期の業績見通しが大きく落ち込む見込みであることから、これまで未定としておりました期末配当金については、無配に修正いたします。 株主の皆様には誠に申し訳なく存じますが、引き続き事業の立て直しに努めてまいりますので、変わらぬご支援を賜りますようお願い申し上げます。
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