ファストリが反落、20年8月期業績予想を下方修正
ファーストリテイリング<9983.T>が反落している。9日の取引終了後、20年8月期の連結業績予想について、売上高を2兆900億円から1兆9900億円(前期比13.1%減)へ、営業利益を1450億円から1300億円(同49.5%減)へ、純利益を1000億円から850億円(同47.7%減)へ下方修正したことが嫌気されている。
4月に発表した連結業績予想に日本の緊急事態宣言の影響が織り込まれていなかったことや海外の店舗の営業再開が想定より遅れたことで、第3四半期業績が全セグメントで計画を下回ったことに加え、第3四半期決算で減損損失を計152億円計上し、第4四半期でも追加の減損損失リスクを見込んでいることなどが要因としている。ただ、足もとでは国内ユニクロ事業、ジーユー事業、グレーターチャイナのユニクロ事業の業績が想定を上回るペースで回復しているという。
なお、第3四半期累計(19年9月~20年5月)決算は、売上高1兆5449億円(前年同期比15.2%減)、営業利益1323億8300万円(同46.6%減)、純利益906億4000万円(同42.9%減)だった。
また、あわせて6月度の国内ユニクロ売上速報を発表しており、既存店及びEコマース売上高は前年同月比26.2%増と、大幅増収で4カ月ぶりに前年実績を上回った。月初から前年を上回る暑さとなったことで夏物商品の需要が高まったことに加えて、「ユニクロ誕生感謝祭」が好調だったことなどが寄与した。
出所:MINKABU PRESS
4月に発表した連結業績予想に日本の緊急事態宣言の影響が織り込まれていなかったことや海外の店舗の営業再開が想定より遅れたことで、第3四半期業績が全セグメントで計画を下回ったことに加え、第3四半期決算で減損損失を計152億円計上し、第4四半期でも追加の減損損失リスクを見込んでいることなどが要因としている。ただ、足もとでは国内ユニクロ事業、ジーユー事業、グレーターチャイナのユニクロ事業の業績が想定を上回るペースで回復しているという。
なお、第3四半期累計(19年9月~20年5月)決算は、売上高1兆5449億円(前年同期比15.2%減)、営業利益1323億8300万円(同46.6%減)、純利益906億4000万円(同42.9%減)だった。
また、あわせて6月度の国内ユニクロ売上速報を発表しており、既存店及びEコマース売上高は前年同月比26.2%増と、大幅増収で4カ月ぶりに前年実績を上回った。月初から前年を上回る暑さとなったことで夏物商品の需要が高まったことに加えて、「ユニクロ誕生感謝祭」が好調だったことなどが寄与した。
出所:MINKABU PRESS
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