幼児活動研究会（2152）テクニカル良化を手がかりに200日線トライに期待したい◆あすなろ投資顧問 加藤あきら◆

テクニカル良化を手がかりに200日線トライに期待したい

【事業内容】
　幼稚園・保育園での幼児体育指導をはじめ、独自教育プログラムの普及を推進する。保育所や塾の運営も行うほか、幼稚園・保育園経営のコンサルティング等も手がける。園職員向けのセミナーや研修等で数多くの実績を有する。

【業績面】
　業績面においては5/12に本決算を発表、前期は売上高1.1％減収、営業利益は10.6％減益で着地、今期ガイダンスは非開示。期末1-3月が落ち込み新型コロナウイルス感染症懸念の影響が響いたとみられ、ステイホーム等の活動自粛から今後どの程度回復してくるかが焦点になるだろう。

【株価動向】
　株価は上記決算をうけて一時的に売られはしたものの、底堅い推移を続けている。むしろこれまでの回復の鈍さからみればもう一段の上値を試す動きが出てきても不思議は無く、200日移動平均線の下方かい離を埋める動きが期待される。また、5/22の光通信による変更報告書で買い増しが判明して水準を切り上げる経緯もあったことから、上昇時には思惑物色を誘いやすい銘柄でもある。