<4516> 日本新薬
四季報によると、骨髄異形成症候群治療剤、排尿改善剤2桁増。新機序肺高血圧治療剤も好伸。販売費増を吸収。21年3月期は薬価改定あるが新薬複数の成長続く。販売費用増、研究開発費も高水準続くが連続増益。19年後半に日米で承認申請したデュシェンヌ型筋ジストロフィー治療剤は販売体制整備推進。米国での骨髄繊維症治療剤の2相後期準備など治験後期複数。
2020年5月13日発表。2021年3月期本決算予想は、前年同期比で営業利益15.4%の250.00億円、経常利益13.6%の255.00億円の増収・増益の見通し。
2019年1月11日の6170円を安値に短期の上昇トレンド(A)の中で、今年の1月22日に10360円の高値をつけ、ここをピークに新型コロナによる世界株安の急落のつれ安し、3月13日に5950円まで下落、ここから3月30日の8700円まで自律反発し、いったん5月7日の7010円まで押し目を入れて、5月18日に8020円で買転換となり、5月29日に9420円まで戻り押し目形成中となっています。
<6104> 芝浦機械
四季報によると、成形機が自動車向け減少。ニューフレア株売却特益(100億円)。21年3月期も自動車市場低迷で受注減。構造改革など費用重い。希望退職特損。最終赤字。村上系投資会社が株主価値向上要求し4月16日まで当社1株3456円で公開買い付け。当社強く反対。3月27日臨時株主総会で買収防衛策導入賛否を問う。6月末基準日で特配(124・3円)実施。
2020年5月27日発表。2021年3月期本決算予想は、前年同期比で営業利益-139.7%の-14.00億円、経常利益-162.7%の-24.00億円と大幅な減収・減益の見通しだが、高配当で割安株ですので押し目は買っていきたいところです。
2016年7月8日の1455円(併合前291円)を底値とする上昇トレンド(A)の中で、2017年8月14日の2480円(併合前496円)を安値に急騰となり、2018年2月1日に4650円(併合前930円)の高値をつけました。ここをピークにして下降トレンド(B)へ転換し、この中で2018年12月25日に1801円で当面の底打ちとなり、ここからの反発で2019年4月24日の2545円、7月2日の2567円と2点天井をつけて、8月26日の1934円まで押し目を入れ、短期の上昇トレンド(C)へ移行しました。この上昇トレンド(C)の中で、今年の1月21日に4005円まで上昇したところで、コロナによる世界株安に引きずられ、3月23日には1851円まで下落し、現在はゆるやかな上昇トレンド(D)の中になります。
<9882> イエローハット
四季報によると、増税反動減と暖冬直撃で下期タイヤ不振も上期の増税・値上げ前駆け込み特需大きく通期増益。21年3月期は4輪用店の大幅純増継続。ドラレコ伸び鈍化も増税影響徐々に薄れタイヤは下期増加。車検、サービス堅調持続で小幅増益。増配も。自動車保有多い郊外に低コストの小型店重点に年20~30出店を継続。車検やタイヤ等取り付けのサービスも拡充。
2020年5月8日発表。2021年3月期本決算予想は、前年同期比で営業利益2.1%の103.00億円、経常利益0.9%の112.00億円の増収・増益の見通し。
2016年2月12日の880円(分割前1760円)を安値とするゆるやかな下値を切り上げラインの中で、8月30日の922円(分割前1845円)から上昇トレンド(B)へ移行し、2018年2月2日に1860円(分割前3720円)の高値をつけ、いったん下降トレンド(C)へ転換しました。この下降トレンド(C)の中で、12月25日の1178円(分割前2356円)で当面の底打ちとなって反発し、角度の大きい上昇トレンド(D)となって、2019年12月5日には2060円と高値更新となりました。このあと今年になってコロナによる世界株価の暴落につれ安し、3月13日には1195円まで下落しました。ここから3月27日の1640円まで自律反発し、4月3日に1313円まで再度下げたあと、もみあいながら戻りを試しています。
<9728> 日本管財
四季報によると、主力の建物管理は契約継続が多く修繕業務も伸びる。住宅管理も新規受注上乗せ。営業増益。21年3月期は建物管理は好採算の包括管理が増加。住宅管理も伸長。環境施設管理も自治体との料金改定進捗が寄与。営業益小幅増。増配も。自治体施設包括管理は芦屋などで受託、中期で育成。九州の不動産運用ファンドは地元デベロッパーと組んで準備。
2020年5月7日発表。2021年3月期本決算予想は、前年同期比で営業利益2.1%の70.00億円、経常利益2.3%の74.00億円と3期連続の増収・増益の見通し。
2015年11月20日の2085円の高値からの下降トレンド(A)の中で、2016年5月17日の1485円、9月15日の1487円と2点底をつけて反発し、2017年5月10日の1961円まで戻したあと、6月9日の1847円まで押し目を入れ、ここから上昇トレンド(B)へ移行しました。この上昇トレンド(B)の中で2018年6月13日に2311円の高値をつけました。ここをピークに下降トレンド(C)へ転換しました。この中で新型コロナによる世界株式の暴落につれ安し、3月17日に1480円まで下落し、3月27日に1829円まで上昇して、この水準でもみあったあと5月20日の1775円まで押し目を入れて5月29日に1855円で買転換となっています。
<1888> 若築建設
四季報によると、12月末受注残750億円(18%減)。手持ちの完工が想定より進む。営業増益。税調整響く。記念配。21年3月期は前期の大型建築案件が一段落。港湾工事、陸上土木の期中積極受注でこなせず。工事採算管理さらに徹底し営業益は高水準。他社と共同で検討中の洋上風力建設用SEP船建造は歩調そろわず計画練り直し。20年中に建造可否を含めて判断。
2020年5月14日発表。2021年3月期本決算予想は、前年同期比で営業利益-16.7%の42.00億円、経常利益-16.8%の39.50億円の減収・減益の見通し。
2014年10月28日の2310円(併合前231円)の高値から、ここをピークに下降トレンド(A)へ転換し、この中で2016年2月12日の1020円(併合前102円)で底打ちとなりました。その後、2310円を上値とし、1020円を下値とする三角保ち合い(B)となっています。この中で2019年12月9日の1768円の高値からもみあったあと、新型コロナ問題で、今年になって急落となり、3月13日に1050円まで下落しました。ここから3月27日の1341円まで自律反発し、再下落となって安値圏でもみあい、5月18日に1094円で2点底となって反発し、6月8日に1225円で買転換となっています。
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