<動意株・12日>(大引け)=プロルート、レカムなど
プロルート丸光<8256.T>=一時ストップ高。前引け後、同社が国外総代理店契約を締結しているマクロブラッドサイエンス(MBS、東京都千代田区)の血液検査器具などについて、マレーシアの医療関連ビジネスを行う事業法人から簡易採血キットなどを受注したと発表しており、これが好感されている。今回受注したのは、初回分としてMBS社の簡易採血キットと、MBS社が代理店を務めるヴァゼム・バイオテック社の抗体検査キット200キットずつ。なお、プロルートでは今後更なる取引拡大に向けて提案を続けるとしている。
レカム<3323.T>=大幅反発。正午ごろ、パナマのレスパー・テクノロジー社から、ウイルス除菌装置「ReSPR(レスパー)」の海外7カ国における独占販売権を取得したと発表しており、物色の矛先が向かった。レカムは5月、ダン・タクマ(横浜市港北区)と代理店契約を締結し、「ReSPR」の国内販売を開始したが、同ウイルス除菌・空気浄化装置は、新型コロナウイルス感染防止対策が急務である海外でもニーズが大きいと判断し、レスパー社と協議を重ねた結果、中国、タイ、ベトナム、フィリピン、インドネシア、マレーシア、ミャンマーの7カ国における独占販売権を取得したという。なお、レカムでは同製品の21年の販売目標を50億円としている。
山王<3441.T>=ストップ高。11日取引終了後に発表した20年7月期第3四半期累計(19年8月~20年4月)の連結経常損益が8600万円の黒字(前年同期は2億8500万円の赤字)に浮上しており、これを好感する買いが向かった。国内で5G(第5世代移動通信システム)関連を中心に部品需要が回復基調にある通信向け分野の受注が拡大し、売上高は前年同期比7.9%増の59億100万円に伸びて着地。東北工場に新ラインを建設するなど積極的な受注活動に取り組んだことが奏功した。併せて、未定としていた通期の業績予想を発表。売上高78億円(前期比9.8%増)、経常損益6500万円の黒字(前期は4億1000万円の赤字)に浮上する見通しとなった。
川本産業<3604.T>=急反発。11日の取引終了後、未定としていた21年3月期の連結業績予想について、売上高270億円(前期比7.6%増)、営業利益4億円(同72.4%増)、純利益3億円(同18.1%増)を見込むとしたことが好感されている。新型コロナウイルスの感染拡大に伴い、主力の医療機器等製造事業でマスクや手指消毒剤など感染管理製品の需要が医療機関や介護施設向けに高まったほか、医療・育児用品等卸売事業でも通販企業向け感染管理製品の売り上げが増加していることが牽引する見通し。なお、同じく未定としていた配当予想については、期末一括8円にすると発表しており、これも好材料視されている。前期実績に対しては2円の増配になる予定だ。
シャノン<3976.T>=3日ぶり反発。同社は11日取引終了後に、20年10月期第2四半期累計(19年11月~20年4月)の連結決算を発表。営業損益が6500万円の黒字(前年同期は2900万円の赤字)となったことが好感されているようだ。売上高は前年同期比7.8%増の9億6500万円で着地。サブスクリプション売り上げ(システム利用料に関する月額契約金額から発生する売り上げと従量課金売り上げ)が伸びたことなどが寄与した。なお、20年10月期通期の連結業績予想は売上高が前期比7.9%減の17億1000万円、営業損益が2600万円の赤字とする従来計画を据え置いている。
※未確認情報が含まれる場合があります。株式の売買は自己責任に基づいて、ご自身でご判断ください。
出所:MINKABU PRESS
レカム<3323.T>=大幅反発。正午ごろ、パナマのレスパー・テクノロジー社から、ウイルス除菌装置「ReSPR(レスパー)」の海外7カ国における独占販売権を取得したと発表しており、物色の矛先が向かった。レカムは5月、ダン・タクマ(横浜市港北区)と代理店契約を締結し、「ReSPR」の国内販売を開始したが、同ウイルス除菌・空気浄化装置は、新型コロナウイルス感染防止対策が急務である海外でもニーズが大きいと判断し、レスパー社と協議を重ねた結果、中国、タイ、ベトナム、フィリピン、インドネシア、マレーシア、ミャンマーの7カ国における独占販売権を取得したという。なお、レカムでは同製品の21年の販売目標を50億円としている。
山王<3441.T>=ストップ高。11日取引終了後に発表した20年7月期第3四半期累計(19年8月~20年4月)の連結経常損益が8600万円の黒字(前年同期は2億8500万円の赤字)に浮上しており、これを好感する買いが向かった。国内で5G(第5世代移動通信システム)関連を中心に部品需要が回復基調にある通信向け分野の受注が拡大し、売上高は前年同期比7.9%増の59億100万円に伸びて着地。東北工場に新ラインを建設するなど積極的な受注活動に取り組んだことが奏功した。併せて、未定としていた通期の業績予想を発表。売上高78億円(前期比9.8%増)、経常損益6500万円の黒字(前期は4億1000万円の赤字)に浮上する見通しとなった。
川本産業<3604.T>=急反発。11日の取引終了後、未定としていた21年3月期の連結業績予想について、売上高270億円(前期比7.6%増)、営業利益4億円(同72.4%増)、純利益3億円(同18.1%増)を見込むとしたことが好感されている。新型コロナウイルスの感染拡大に伴い、主力の医療機器等製造事業でマスクや手指消毒剤など感染管理製品の需要が医療機関や介護施設向けに高まったほか、医療・育児用品等卸売事業でも通販企業向け感染管理製品の売り上げが増加していることが牽引する見通し。なお、同じく未定としていた配当予想については、期末一括8円にすると発表しており、これも好材料視されている。前期実績に対しては2円の増配になる予定だ。
シャノン<3976.T>=3日ぶり反発。同社は11日取引終了後に、20年10月期第2四半期累計(19年11月~20年4月)の連結決算を発表。営業損益が6500万円の黒字(前年同期は2900万円の赤字)となったことが好感されているようだ。売上高は前年同期比7.8%増の9億6500万円で着地。サブスクリプション売り上げ(システム利用料に関する月額契約金額から発生する売り上げと従量課金売り上げ)が伸びたことなどが寄与した。なお、20年10月期通期の連結業績予想は売上高が前期比7.9%減の17億1000万円、営業損益が2600万円の赤字とする従来計画を据え置いている。
※未確認情報が含まれる場合があります。株式の売買は自己責任に基づいて、ご自身でご判断ください。
出所:MINKABU PRESS
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