日本電技、非開示だった今期経常は19%減益、未定だった配当は27円減配(訂正)

配信元:株探
投稿:2020/05/20 15:30
 日本電技 <1723> [JQ] が5月20日大引け後(15:30)に業績・配当修正を発表。非開示だった21年3月期の業績予想は連結経常利益が前期非連結比19.4%減の36億円に減る見通しと発表した。

 同時に、従来未定としていた今期の上期配当を10円(前年同期は10円)実施するとし、従来未定としていた下期配当も82円実施する方針とした。年間配当は前期比27円減の92円に減配となる。

 ※今期から連結決算に移行。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
 2021年3月期通期連結業績予想につきましては、新型コロナウィルス感染症の拡大に伴う設備投資及び建設需要の動向が不透明であることを理由に未定としておりましたが、最近の経営環境及び業績動向等を踏まえ、上記の通りといたしました。売上高につきましては、新型コロナウィルス感染症の第二波、第三波の発生等により、工事現場の閉鎖等が無い限りは、受注済案件の着実な完成計上が見込まれるため、前年同期比微増程度は確保できる見込みです。利益面につきましては、上記受注済案件の売上計上分は連動して確保できる見通しですが、コロナ禍による景気悪化に伴う設備投資の減少が予想されることから、小型の既設工事や、比較的工期が短い工場向け案件の受注・売上額の減少及び収益率の悪化が想定され、前年同期比減を見込んでおります。なお、これらの予想は、上記の通りコロナ禍の第二波、第三波の発生等による工事現場の閉鎖等は発生しない前提で作成しており、これらの事例の発生や、更なる顧客企業収益の悪化による設備投資の減少が見込まれる場合、あるいは顧客企業収益及び設備投資の回復が見込まれる場合は、今回予想が修正される可能性があります。

 当社は、業績に多大な影響を及ぼす事象や新規設備投資計画が無い限り、配当性向を一定に保ち、利益の伸長に見合う配当を通じて、株主の皆様に利益還元を行う方針であります。上記方針及び公表した業績予想に伴い、第2四半期末配当予想は10円、期末配当予想は82円、合わせて年間配当金予想は92円とさせていただきます。
配信元: 株探

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