東京株式(大引け)=122円高と4日ぶり反発、後場上昇し2万円台を回復

配信元:みんかぶ
著者:MINKABU PRESS
投稿:2020/05/15 15:43
東京株式(大引け)=122円高と4日ぶり反発、後場上昇し2万円台を回復  15日の東京株式市場で日経平均株価は4日ぶりに反発。前日のNYダウが反発したことを受け、全般底堅く推移した。前場にマイナス圏に落ち込む場面があったが、後場に切り返した。

 大引けの日経平均株価は前日比122円69銭高の2万37円47銭。東証1部の売買高概算は12億9329万株。売買代金概算は2兆1444億3000万円となった。値上がり銘柄数は1411と全体の65%、値下がり銘柄数は704、変わらずは56銘柄だった。

 14日の米株式市場では、NYダウが前日比377ドル高となった。経済活動再開や追加経済対策に期待が高まった。これを受け、日経平均株価は上昇してスタートしたが、米中対立への警戒感もあり前場は下落して取引を終えた。後場に入ってからは、NYダウ先物が底堅く推移するなか、東京市場も再び買いが優勢となり2万円台をキープして取引を終えた。

 個別銘柄ではソフトバンクグループ<9984.T>やソニー<6758.T>任天堂<7974.T>が高く、トヨタ自動車<7203.T>KDDI<9433.T>が値を上げた。ユニ・チャーム<8113.T>NEC<6701.T>がしっかり。東京エレクトロン<8035.T>アドバンテスト<6857.T>SCREENホールディングス<7735.T>といった半導体関連株が買われた。アンジェス<4563.T>が上昇し、メドピア<6095.T>がストップ高となった。

 半面、武田薬品工業<4502.T>富士通<6702.T>が軟調。神戸物産<3038.T>NTT<9432.T>も値を下げた。今期見通しの減益と減配予想が嫌気され三菱地所<8802.T>が急落、住友不動産<8830.T>野村不動産ホールディングス<3231.T>といった不動産株も売られた。

出所:MINKABU PRESS
配信元: みんかぶ

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