リスクシナリオと強気シナリオ
最低のケースと最高のケースを振り切って考えておくことで、投資判断において整理がつきやすいもの。今日は分かりやすいように箇条書きで書き留めておきます。
●リスクシナリオ
・5月から経済活動が再開されない。
・追加の中小企業向け2.5兆円の合意が民主党とできない。
・ワクチン開発が遅れる。
・再開して感染者数が再燃した場合トランプの責任問題。
・ハーバード大の2022年まで自粛が延びる。
・支援資金が足らなくなる。
●強気シナリオ
悪材料は織込み、回復期待が投資家心理のリスク先行を後押しする。
5月から再開が決定し、ワクチンの開発・供給が前倒し。
FRBの何でもありありの政策で過剰流動性相場が中期的に続き、行き場を失った資金が大量に株式に流入。
≪ポイント≫
FRB政策が何しろすごい!
社債・CP・中小企業のジャンク債まで買い取る。金融機関としか取引しない米国の中央銀行がやれることは何でもやるという超強気な姿勢。これはリーマンのときでもヤラなかった政策。今のFRBを甘く見ない方が良いだろう。現在のスタンスは金融緩和と財政出動をしながらワクチンの開発を待つ政策である。
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