東京株式(大引け)=373円高と大幅に3日続伸、一時1万9000円台回復

配信元:みんかぶ
著者:MINKABU PRESS
投稿:2020/04/07 15:48
東京株式(大引け)=373円高と大幅に3日続伸、一時1万9000円台回復  7日の東京株式市場で日経平均株価は大幅に3日続伸。きょう新型コロナウイルスの感染拡大に対応する「緊急事態宣言」が発表される見込みだが、同時に公表される事業規模108兆円の「緊急経済対策」などが評価され、売り方の買い戻しが入ったようだ。

 大引けの日経平均株価は前日比373円88銭高の1万8950円18銭。東証1部の売買高概算は17億351万株。売買代金概算は2兆8231億600万円となった。値上がり銘柄数は1877と全体の86%、値下がり銘柄数は255、変わらずは36銘柄だった。

 6日の米株式市場では、NYダウが前週末比1627ドル高と急伸。新型コロナによる死者数の伸びが鈍化したことなどが評価された。これを受けた、この日の東京市場で日経平均株価は急伸し、上昇幅は一時500円を超し1万9000円台を回復する場面があった。後場に入ってからは、売りが優勢で日経平均は一時マイナス圏に下落したが、引けにかけ買い戻しが膨らみ、結局300円を超える上昇で取引を終えた。

 個別銘柄ではソフトバンクグループ<9984.T>ファーストリテイリング<9983.T>が高く、東京エレクトロン<8035.T>アドバンテスト<6857.T>など半導体株やトヨタ自動車<7203.T>ホンダ<7267.T>SUBARU<7270.T>など自動車株が値を上げた。ANAホールディングス<9202.T>日本航空<9201.T>も急伸した。農業総合研究所<3541.T>はストップ高に買われた。

 半面、富士フイルムホールディングス<4901.T>デンカ<4061.T>が反落。KDDI<9433.T>花王<4452.T>イオン<8267.T>が値を下げた。緊急事態宣言による外出の自粛が警戒され三越伊勢丹ホールディングス<3099.T>高島屋<8233.T>エイチ・ツー・オー リテイリング<8242.T>など百貨店株が値を下げた。ブイキューブ<3681.T>興研<7963.T>が下落した。

出所:MINKABU PRESS
配信元: みんかぶ

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