東京金概況:戻り鈍い、上値では現金化目的の売りが散見される
配信元:フィスコ
投稿:2020/04/01 16:45
TOCOM金 21年2月限・日中取引終値:5450円(前日日中取引終値比↓140円)
・推移レンジ:5394-5477円
4月2日の東京商品取引所(TOCOM)金先物(期先:21年2月限)は戻りの鈍い展開となった。本日の日経平均が230円安からスタートした後に、日銀による上場投資信託(ETF)買い実施への期待から前場やや下げ渋りをみせたことで、朝方から後場にかけては金先物に対する資金回帰の動きがみられた。国内の新型コロナウイルス感染者の拡大ペースに収束の兆しはみられておらず、依然として東京のロックダウン(都市封鎖)への警戒感は根強いなか、後場に入ると米株価指数先物の下落を背景に東京市場においても株式などのリスクアセットが急速に軟化。そのタイミングにおいて、ナイトセッション終値(5423円)の水準からは上昇していた金先物に対しても上値では現金化目的の売りが散見された。大きく売り込む流れには至らなかったことで、日中取引終了時間にかけて押し目買いの動きみられたが、戻りは鈍かった。 <SK>
・推移レンジ:5394-5477円
4月2日の東京商品取引所(TOCOM)金先物(期先:21年2月限)は戻りの鈍い展開となった。本日の日経平均が230円安からスタートした後に、日銀による上場投資信託(ETF)買い実施への期待から前場やや下げ渋りをみせたことで、朝方から後場にかけては金先物に対する資金回帰の動きがみられた。国内の新型コロナウイルス感染者の拡大ペースに収束の兆しはみられておらず、依然として東京のロックダウン(都市封鎖)への警戒感は根強いなか、後場に入ると米株価指数先物の下落を背景に東京市場においても株式などのリスクアセットが急速に軟化。そのタイミングにおいて、ナイトセッション終値(5423円)の水準からは上昇していた金先物に対しても上値では現金化目的の売りが散見された。大きく売り込む流れには至らなかったことで、日中取引終了時間にかけて押し目買いの動きみられたが、戻りは鈍かった。 <SK>
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