<注目銘柄>=ライト、斜面・法面対策工事の受注増加
ライト工業<1926.T>は国土強靱化を背景に増益基調継続が見込まれており、PER9倍台と割安感が強い。
2月6日に発表した第3四半期累計(19年4~12月)連結決算で、受注高は前年同期比微増の838億円だった。前年にあった空港・港湾補修の大型工事が一巡したことなどで基礎・地盤改良工事や環境修復工事は減少したものの、前期に発生した自然災害の復旧工事(西日本豪雨関連など)が増加した斜面・法面対策工事の受注を牽引した。20年3月期通期も斜面・法面対策工事が牽引役となり、前期並みの1060億円程度の受注が確保できるとみられるほか、21年3月期も大型交通プロジェクトの活況や国土強靱化などを背景に高水準の受注を維持すると見込まれる。
手持ち工事の進捗で20年3月期営業利益は会社予想の98億円(前期比1.0%増)は上振れの可能性十分。来期も高水準の受注残を背景に増益基調が期待できる。これを考慮すると時価水準には見直し余地が大きい。(仁)
出所:MINKABU PRESS
2月6日に発表した第3四半期累計(19年4~12月)連結決算で、受注高は前年同期比微増の838億円だった。前年にあった空港・港湾補修の大型工事が一巡したことなどで基礎・地盤改良工事や環境修復工事は減少したものの、前期に発生した自然災害の復旧工事(西日本豪雨関連など)が増加した斜面・法面対策工事の受注を牽引した。20年3月期通期も斜面・法面対策工事が牽引役となり、前期並みの1060億円程度の受注が確保できるとみられるほか、21年3月期も大型交通プロジェクトの活況や国土強靱化などを背景に高水準の受注を維持すると見込まれる。
手持ち工事の進捗で20年3月期営業利益は会社予想の98億円(前期比1.0%増)は上振れの可能性十分。来期も高水準の受注残を背景に増益基調が期待できる。これを考慮すると時価水準には見直し余地が大きい。(仁)
出所:MINKABU PRESS
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