【売り】スズキ(7269)インド市場の苦戦が続く、引き続き上値の重い展開か=フェアトレード西村剛

■注目銘柄：【売り】スズキ(7269)

■注目理由
2月7日に第3四半期決算を発表。インドでの販売が伸び悩んだことや円高の影響などから減収減益となっている。また、新型肺炎の影響からインドでの生産を停止を発表。円高の影響もあり、引き続き上値の重い展開が継続すると考える。

■テクニカル分析
3月27日は前日比3.93%マイナスの2923.5円で引けた。19日の年初来安値2438円で反発し、直近は堅調に推移しているが、稼ぎ頭のインドでの生産ストップなど同社業績には不透明感が残っており、もうしばらく買いは控えたいと判断した。

■事業概要
自動車大手。時価総額約1兆4000億円。PER約10倍 PBR約1倍

■足もとの業績
直近発表の2020年3月期第3四半期決算では、売上高2兆6260億70百万円(前年同期比-7.5%)、営業利益1704億33百万円(同-33.6%)、純利益1165億64百万円(同-35.5%)となっている。

■システムトレード分析
システムトレードの検証では、同社株の3月5週の勝率が37.5%（6勝10敗）となっており、3月5週は株価が下がりやすい傾向が見られる。今の時期に同社株の購入を検討している方はあらかじめ注意しておく必要があるだろう。

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