セルソースは一時S高、第1四半期営業益の高進捗を好感

配信元:みんかぶ
著者:MINKABU PRESS
投稿:2020/03/17 11:09
セルソースは一時S高、第1四半期営業益の高進捗を好感  セルソース<4880.T>が一時ストップ高まで買われた。同社は16日取引終了後に、20年10月期第1四半期(19年11月~20年1月)の単独営業利益が1億2400万円になったと発表。同社は昨年10月28日に東証マザーズに上場したことから前年同期との比較はできないが、通期計画3億6500万円に対する進捗率が34%となっていることが好感されているようだ。

 売上高は4億4400万円で着地した。再生医療関連事業で、脂肪由来幹細胞加工受託サービスと血液由来加工サービスを合計した加工受託件数が1922件(前年同期に比べ1057件の増加)に拡大したほか、提携医療機関数が345院(同184院の増加)に増えたことなどが寄与した。なお、通期業績予想は従来計画を据え置いている。

 また、同日には女性患者を対象とした不妊治療に用いられるPFC-FD(血液から多血小板血漿を作製し、フリーズドライ加工したもの)の加工を医療機関から受託する事業を開始したことも発表している。当社は従来からPFC-FDの加工を受託する「血液由来加工受託サービス」を提供していたが、これまでは主に整形外科における変形性膝関節症やスポーツ外傷の治療を対象としており、このほど産科・婦人科へも事業領域を拡大。既に複数の医療機関と提携し、加工受託を行っているという。

出所:MINKABU PRESS
配信元: みんかぶ

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