外為サマリー:1ドル109円70銭台に軟化、米アップルの売上高未達見通しが影響

配信元:みんかぶ
著者:MINKABU PRESS
投稿:2020/02/18 10:17
外為サマリー:1ドル109円70銭台に軟化、米アップルの売上高未達見通しが影響  18日の東京外国為替市場のドル円相場は、午前10時時点で1ドル=109円75銭前後と前日午後5時時点に比べ10銭強のドル安・円高となっている。

 プレジデントデーの祝日で米国勢が不在のなか、前日の欧州市場では一時109円96銭まで上昇したものの、この日の早朝には109円80銭近辺まで軟化した。きっかけは米アップルが「1~3月期の売上高が会社予想に届かない見通し」と発表したこと。新型コロナウイルス肺炎の感染拡大などが響くとしていることから、企業業績や世界経済への影響が改めて懸念されたようだ。その後は中国の景気対策への期待感から下げ渋る場面もあったが、日経平均株価が一段安になると再びリスク回避的なドル売り・円買いが優勢となり、109円70銭台に押されている。

 ユーロは対ドルで1ユーロ=1.0826ドル前後と同0.0010ドル強のユーロ安・ドル高。対円では1ユーロ=118円78銭前後と同30銭強のユーロ安・円高で推移している。

出所:MINKABU PRESS
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