◎〔米欧石油市況・詳報〕続伸=新型肺炎の影響は短期的との見方(14日)

配信元:時事通信社
投稿:2020/02/15 08:02
 【ニューヨーク・ロイター時事】14日の米欧石油市場の原油先物相場は続伸し、1%超上げた。投資家らは肺炎を引き起こす新型コロナウイルスが経済に与える打撃を短期的と見越しているほか、中国人民銀行(中央銀行)による景気対策の強化を期待している。
 英国産標準油種北海ブレント先物の中心限月の清算値は、0.98ドル(1.74%)高の1バレル=57.32ドル。週間では5.23%高と、6週間ぶりに反発した。
 米国産標準油種WTI先物の清算値は、0.63ドル(1.23%)高の52.05ドル。週間では3.44%高となった。
 リターブッシュ・アンド・アソシエーツのジム・リターブッシュ社長はリポートで、「先月相場を急落させた大量の清算プロセスは収まったようだ。最近市場に参入した投機筋による買い増しやショートカバーに取って代わられている」と分析した。
 新型肺炎の感染拡大が世界経済を阻害することへの警戒感が一因で、ブレントは年明けから約15%下落した。ただ、中国国内の工場再開や、政府による金融政策の緩和に伴い、市場の地合いは改善している。
 国際エネルギー機関(IEA)は、新型肺炎の影響で2020年1〜3月期の世界の石油需要が、金融危機にあった09年以来初めて前年同期を下回ると予想。石油輸出国機構(OPEC)とロシアなどの非加盟産油国で構成する「OPECプラス」は、需要減退に対応して協調減産幅を拡大することを検討している。
 ロシア政府は減産幅拡大についてまだ結論に達していないとしている。ただ複数の業界関係者は、ロシア国内の供給過剰などを踏まえ、減産幅拡大の可能性は強まっていると語った。(了)
[時事通信社]
配信元: 時事通信社
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