トランプ大統領は１０％の中間層向け減税望む＝ＮＹ為替

　この日は材料も一服しており、ドル円は１０９円台後半での膠着した値動きが続いている。市場の関心は中国のコロナウイルス感染の動向に集中しているが、一方で１１月の米大統領選挙も着々と進んでいる。民主党の混迷も伝えられる中、トランプ大統領の再選が濃厚との見方も出ており、ある意味、市場に安心感を与えているようだ。

　今回の米大統領選でのトランプ大統領側の目玉政策の一つとして、減税第２弾が注目されている。それについてクドロー米国家経済会議（ＮＥＣ）委員長がＦＯＸニュースのインタビューに答えており、「９月のいずれかの時点で公表するが、トランプ大統領は１０％の中間層向け減税望んでいる」と述べた。

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MINKABU PRESS編集部　野沢卓美