ロームが大幅反発、第3四半期大幅減益も高進捗率を評価

配信元:みんかぶ
著者:MINKABU PRESS
投稿:2020/02/05 13:40
ロームが大幅反発、第3四半期大幅減益も高進捗率を評価  ローム<6963.T>が大幅反発している。4日の取引終了後に発表した第3四半期累計(19年4~12月)連結決算は、売上高2791億8800万円(前年同期比10.1%減)、営業利益262億5700万円(同48.9%減)、最終利益214億8500万円(同50.5%減)と大幅減益となったものの、通期計画に対する営業利益の進捗率が97%に達していることが好感されている。

 米中貿易摩擦や中国の経済減速の影響で中国を中心に設備投資が抑制傾向にあり、産業機器関連市場の製品群が落ち込んだ。また民生機器関連市場でも、スマートフォンや事務機向けのほか半導体レーザなどが減少した。

 なお、20年3月期通期業績予想は、売上高3650億円(前期比8.5%減)、営業利益270億円(同51.7%減)、純利益220億円(同51.6%減)の従来見通しを据え置いている。

出所:MINKABU PRESS
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