マーケットコンディション
昨日のドル円は、110.16円で始まると、東京時間、仲値にかけて110.22円まで上昇。その後、新型コロナウイルス感染懸念で、中国株・香港株が下落。日経平均が下落するとリスク回避の動きで、ドル円も109.89円まで下落。その後、実需買いなどで買い戻されるが戻りは限定的。ロンドン時間、黒田日銀総裁の会見で「引き続き緩和方向を意識した政策運営を行う」などの発言があったが、大きな影響はなく109円台後半で推移。NY時間、ユーロ円やポンド円の上昇を受け、ドル円は110.12円まで上昇するが、その後は失速。米疫病予防管理センター(CDC)が「中国で発生した新型コロナウイルスによる肺炎の米国内での初患者をワシントン州シアトルで確認した」と発表すると、リスクオフの動きで、NYダウ平均が下落、米10年債利回りが低下し、ドル円は109.75円まで下落。