【売り】キヤノン(7751)厳しい環境続く=フェアトレード西村剛

著者:西村剛
投稿:2020/01/21 22:26

【売り】キヤノン(7751)厳しい環境続く=フェアトレード西村剛

■注目理由
2018年以降、下落トレンドが続く。10月28日に決算を発表。デジカメ市場の需要減少が進んでいることや、プリンターの世界景気の減速から販売が厳しくなっており、今期業績予想を下方修正している。予想PERも20倍を超え割高圏。上値が重くなる可能性に注意すべきだろう。

■テクニカル分析
1月21日は前日比-0.52%の3079円で引けた。短期的には値上がりしているものの、2018年以降の下落トレンドが強力なだけに、上値が重いと考えられる。戻り売りに押される可能性に注意が必要だろう。

■事業概要
カメラ、事務機器大手。時価総額約4兆1000億円。PER約23倍 PBR約1.3倍

■足もとの業績
直近発表の2019年12月期第3四半期決算では、売上高2兆6398億30百万円(前年同期比-8.8%)、営業利益1219億98百万円(同-49.9%)、純利益923億49百万円(同-49%)となっている。
西村剛
フェアトレード株式会社 代表取締役
配信元: 達人の予想

関連銘柄

銘柄名称 株価 前日比
4,439.0
(15:00)
+7.0
(+0.15%)