<動意株・20日>(前引け)=NCS&A、KYCOM、ティムコ

配信元:みんかぶ
著者:MINKABU PRESS
投稿:2020/01/20 11:35
<動意株・20日>(前引け)=NCS&A、KYCOM、ティムコ  NCS&A<9709.T>=大口の買い注文が流入し急上昇。システム開発会社でAI・IoT分野を戦略的に開拓しているほか、足もとはインバウンド関連で強力な追い風が吹いている。東京五輪を境に再び増勢が予想される訪日客需要を見込みホテル開発が進んでいるが、同社はホテル関連システム全般においてNEC<6701.T>のトータルパッケージソフトを販売、更に自社の主力製品である宿泊インターネット予約システム「i-honex」で受注獲得が進んでいる。大阪に本社を構え、地の利を生かし25年の万博関連特需の取り込みにも期待が大きい。

 KYCOMホールディングス<9685.T>=ストップ高。通信や公共向け中心にシステムの受託開発を手掛け、データ関連サービスなどにも展開する。各省庁が今秋をメドに基幹システムにおけるクラウド環境構築を本格化させる構えにあり、官公庁版DX関連として、ここにきて物色人気が加速した。株式需給面で600円台から上の水準は滞留出来高が希薄であり、売り物薄のなか真空地帯を駆けあがる形となった。

 ティムコ<7501.T>=一気に上放れる。テクニカル的にも26週移動平均線を突き抜ける形でトレンド転換を印象づける。同社はルアーなどの釣具やアウトドア衣料などを開発・販売するが、17日取引終了後に発表した20年11月期業績予想で営業利益は4200万円(前期は400万円の赤字)と大幅黒字化する見通しにあり、これを材料視する形となった。時価総額は20億円前後と小型で足の軽さに目をつけた短期資金の流入が加速した。

 ※未確認情報が含まれる場合があります。株式の売買は自己責任に基づいて、ご自身でご判断ください。

出所:MINKABU PRESS
配信元: みんかぶ

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