ニューフレアが反落、東芝のTOB成立の公算高まる◇

配信元:みんかぶ
著者:MINKABU PRESS
投稿:2020/01/16 10:21
 ニューフレアテクノロジー<6256.T>が反落。同社を巡っては、昨年11月に東芝<6502.T>が子会社の東芝デバイス&ストレージを通じて1株1万1900円で株式公開買い付け(TOB)し東芝の完全子会社とすることを明らかにしていた。しかし、HOYA<7741.T>は12月に東芝のTOBが成立しないことを条件に、ニューフレアの完全子会社化を目的に1株1万2900円でTOBを実施することを発表。ニューフレアを巡る争奪戦の行方が市場の関心を集めていた。

 こうしたなか、ニューフレアの大株主である東芝機械<6104.T>は15日取引終了後に、東芝が実施するTOBに応募することを明らかにし、東芝のTOBが成立する見通しとなった。これを受けた、この日のニューフレアの株価は東芝のTOB価格にサヤ寄せする格好で下落している。また、ニューフレア株式の売却で約100億円の特別利益を計上する見込みとなった東芝機の株価は上昇している。

(注)タイトル末尾の「◇」は本文中に複数の銘柄を含む記事を表しています。

出所:MINKABU PRESS
配信元: みんかぶ

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