9日のマザーズ先物は前日比20.0pt高の878.0ptと大幅に反発した。なお、高値880.0pt、安値は873.0pt、取引高は1302枚。本日のマザーズ先物は、米国とイランの両国間の対立激化懸念が緩和され、センチメントが改善するなか大幅に反発した。8日(米国時間)の演説で、トランプ大統領が「軍事力を行使したくはない」と述べたことで、米イラン問題が一段と深刻化するとの懸念が薄れた。これを受けてマザーズ先物はナイトセッションの間から大きく上昇していた。日中取引に入ってからも、日経平均株価が500円超上昇するなど、全面高商状となり、個人投資家心理が大幅に改善する中で、マザーズ先物は一段の上値を追う展開となった。こうした背景から、指数寄与度の高い時価総額上位銘柄も買われ、マザーズ先物の上昇に寄与した。売買代金上位では、指数インパクトの大きいそーせい<4565>やサンバイオ<4592>が上昇したほか、直近IPO銘柄への物色も盛んで、マクアケ<4479>やAIinside<4488>が2ケタ台の上昇をみせた。
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