丸善ＣＨＩ、8-10月期(3Q)経常は3.3倍増益、未定だった今期配当は2円実施

　丸善ＣＨＩホールディングス <3159> が12月13日大引け後(15:00)に決算を発表。20年1月期第3四半期累計(2-10月)の連結経常利益は前年同期比4.6％減の22億円に減り、通期計画の31.5億円に対する進捗率は69.8％にとどまり、5年平均の80.5％も下回った。

　会社側が発表した第3四半期累計の実績と据え置いた通期計画に基づいて、当社が試算した11-1月期(4Q)の連結経常利益は前年同期比17.4％増の9.5億円に伸びる計算になる。

　同時に、従来未定としていた期末一括配当は2円(前期は2円)実施する方針とした。

　直近3ヵ月の実績である8-10月期(3Q)の連結経常利益は前年同期比3.3倍の2.4億円に急拡大し、売上営業利益率は前年同期の0.2％→0.8％に改善した。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　　当社は、株主に対する利益還元を重要な経営課題と認識しており、今後の事業拡大に備えた内部留保を図りながら、業績に応じた配当を行うことを基本方針としております。　2020年１月期の期末配当につきましてはこれまで未定としておりましたが、今般、業績動向を精査し、１株当たり２円の配当（普通配当）を実施する方針といたしました。　なお、本件につきましては、2020年４月下旬に開催予定の第10期定時株主総会の決議をもって正式に決定、実施する予定であります。