反発、トランプ米大統領の発言を好感=NY原油概況

著者:MINKABU PRESS
投稿:2019/12/13 05:59
NY原油先物1月限(WTI)(終値)
1バレル=59.18(+0.42 +0.71%)

 ニューヨーク原油は反発。終値の前営業日比(速報値)は、期近2限月が前日比0.41~0.42ドル高。その他の限月は0.17~0.40ドル高。
 
 米中通商協議について、トランプ米大統領が中国との大きな合意にかなり近づいていると述べたことが相場を押し上げた。関連する報道が相次いでおり、15日に予定されている対中関税の強化について米国は延期あるいは取り止めを検討していると伝わっているほか、3600億ドルの中国からの輸入品を対象に関税を引き下げる案が浮上しているという。ブルームバーグは関係者の話として、米中両国の協議担当者らは第1段階となる貿易合意の条件で一致し、トランプ大統領の承認を待つ段階に入ったと報道した。

 時間外取引で1月限はしっかりと推移。通常取引開始後は買いが強まり、59.72ドルまで上げた。
 
MINKABU PRESS

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