マーケットコンディション
昨日のドル円は108.69円で始まると、東京時間、一時108.85円まで上昇。しかし、ナバロ米大統領補佐官が「12月の対中制裁関税が実行されない兆候はない」「我々が合意するのは中国次第」との発言で、108.66円まで失速。その後は108.70円前後で小動き。ロンドン時間、FOMCを控え108.70円前後で揉み合い。NY時間、FOMCはFFレート誘導目標を1.50-1.75%と据置を決定。声明で、「不確実性」との文言を削除したことがわかると、ドル円は108.77円まで上昇。しかし、ドットチャートでは来年の金利据え置きが示され、パウエルFRB議長が「物価の持続的な上昇を確認するまでは利上げの可能性は低い」と述べると、マーケットはハト派的ととらえ108.46円まで下落。