東京株式(寄り付き)=反発、FOMCの結果受け買い優勢も円高など警戒か

配信元:みんかぶ
著者:MINKABU PRESS
投稿:2019/12/12 09:05
東京株式(寄り付き)=反発、FOMCの結果受け買い優勢も円高など警戒か  12日の東京株式市場は買い先行、寄り付きの日経平均株価は前営業日比57円高の2万3449円と反発。

 注目されたFOMCではFRBが4会合ぶりに政策金利を据え置き、2020年についてはメンバーの大半が利上げも利下げもゼロを予想、低金利環境の継続が見込まれることで、米国株市場はこれを支えに主要株価指数がしっかりの展開となった。東京市場も目先安心感からの買いが先行している。ただ、足もとの外国為替市場でドルが売られ、1ドル=108円台半ばまで円高に振れていることで輸出セクターには向かい風が意識される。きょうのECB理事会や英国総選挙の結果、15日の対中関税第4弾の引き上げ期限などを前に上値は重そうだ。また、あすにメジャーSQ算出を控えていることで、先物主導で不安定な動きも予想される。

 寄り付き時点で業種別では33業種中、21業種が高く、値上がり上位に紙パルプ、非鉄、金属製品など。値下がりで目立つのは保険、ゴム製品、水産など。

出所:MINKABU PRESS
配信元: みんかぶ

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