9日の米株式市場の概況、ダウ平均株価は105ドル安と4日ぶり反落

配信元:みんかぶ
著者:MINKABU PRESS
投稿:2019/12/10 08:26
 9日の米株式市場では、NYダウ平均株価が前日比105.46ドル安の2万7909.60ドルと4日ぶりに反落した。

 今週の重要イベントを前に買い手控え気分が強く、NYダウ、ナスダックともに下落した。15日の対中制裁関税「第4弾」の発動期限が迫っているほか、10~11日に米連邦公開市場委員会(FOMC)の開催、12日の英国総選挙などが意識され利益確定売りが先行した。投資判断引き下げを受けスリーエムが下落したほか、アナリストがiPhoneの販売状況に慎重な見方が示したことを受けアップルも安い。アマゾン・ドット・コムやマイクロソフトのほか、インテルやマイクロン・テクノロジーなど半導体株も軟調だった。半面、プロクター&ギャンブルやIBM、ビザが高く、フェイスブックやアルファベット(グーグル)は値を上げた。

 ナスダック総合株価指数は、同34.702ポイント安の8621.827と4日ぶりに反落。出来高概算は、ニューヨーク市場が8億6056万株、ナスダック市場は20億7466万株となった。

出所:MINKABU PRESS
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