東京為替:ドル・円は小動き、今週の重要イベント控え様子見

配信元:フィスコ
投稿:2019/12/09 12:12
9日午前の東京市場でドル・円は小動き。今週開催の米連邦公開市場委員会(FOMC)など重要イベントを前に様子見ムードが広がり、狭いレンジ内で推移した。

前週末に発表された米雇用統計が堅調な内容となり、連邦準備制度理事会(FRB)の利下げ観測は遠きドル売りは後退。週明けアジア市場でドル・円は日経平均株価の堅調地合いを背景とした円売りで、小幅に上昇した。

ランチタイムの日経平均先物は上げ幅をやや縮小するものの、プラス圏の維持で日本株高継続を期待した円売りに振れやすい。ただ、引き続き重要イベントの内容を見極める展開で、目先も売り買いともに仕掛けづらい展開となりそうだ。
ここまでの取引レンジは、ドル・円は108円54銭から108円66銭、ユーロ・円は120円00銭から120円18銭、ユーロ・ドルは1.1054ドルから1.1061ドルで推移した。


【経済指標】

・日・7-9月期GDP2次速報:前期比年率+1.8%(予想:+0.6%、1次速報:+0.2%)

・日・10月経常収支:+1兆8167億円(予想:+1兆8104億円、9月:+1兆6129億円)

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配信元: フィスコ