HyAS&C、今期経常を一転7%減益に下方修正

配信元:株探
投稿:2019/12/06 17:00
 ハイアス・アンド・カンパニー <6192> [東証M] が12月6日大引け後(17:00)に業績修正を発表。20年4月期の連結経常利益を従来予想の5.3億円→3.8億円(前期は4.1億円)に27.4%下方修正し、一転して7.0%減益見通しとなった。
 同時に、5-10月期(上期)の連結経常利益も従来予想の1.9億円→1.2億円(前年同期は1.3億円)に36.9%下方修正し、一転して6.8%減益見通しとなった。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
 (1)第2四半期累計期間の修正について 当第2四半期連結会計期間(2019年8月1日~2019年10月31日)において、9月及び10月に発生した台風や豪雨により一部の地域に甚大な被害が発生しました。これら自然災害の影響により、一部地域の住宅不動産建設会社が投資に対して慎重になったこと、当社グループの営業活動が十分に行えなかったことにより、「初期導入フィー」が減少しました。一方で、「初期導入フィー」の中で原価率の高いサービスが予想を上回ったことから、「初期導入フィー」としては売上高が予想を上回り、売上総利益が予想を下回りました。「会費」及び「ロイヤルティ等」については大きな変動はなく、全体では売上高が予想を上回り、売上総利益が予想を下回りました。(当社グループにおける収益項目は、サービス導入時に発生する「初期導入フィー」、毎月発生する「会費」及び導入サービスの成果報酬たる「ロイヤルティ」並びに「設計料・保証料等」(以下 「ロイヤルティ」と「設計料・保証料等」を併せ、「ロイヤルティ等」という)に大別されます。)売上総利益に連動し、営業利益、経常利益及び親会社株主に帰属する四半期純利益が公表済みの業績予想と乖離する見込みとなりましたので修正することといたしました。 なお、配当予想の修正はありません。(2)通期の修正について 第2四半期累計期間以降も災害の影響により、「初期導入フィー」の減少が見込まれます。第2四半期累計期間における進捗も踏まえ、通期業績予想につきましても修正することといたしました。 なお、配当予想の修正はありません。 今回当社グループでは気候変動への対応の必要性を痛感し、持続的な開発目標(SDGs)の思想に沿い、さらなる省エネ性能向上と環境負荷低減に努めて参ります。断熱や気密といった住宅の性能向上、天然砕石を活用しセメント固化材を使わない地盤改良工法「HySPEED工法」の推進によるCO2削減等を推進いたします。
配信元: 株探

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