外為サマリー:1ドル108円80銭台で推移、米中関連報道を警戒し上げ一服商状

4日のニューヨーク外国為替市場のドル円相場は、1ドル=108円86銭前後と前日に比べ20銭強のドル高・円安で取引を終えた。米ブルームバーグ通信が4日に米中貿易協議について「第1段階の合意に盛り込む関税撤廃の規模で両国が合意に近づいている」と報じたほか、トランプ米大統領が「米中協議は極めて順調」と述べたこともあって米中協議を巡る先行き懸念が後退。一時108円90銭台に乗せる場面があった。
ただ、109円ラインを上抜けるまでには至らず、東京市場は上げ一服商状。米中協議に関連するニュースによって地合いが一変する可能性があることや、4日に発表された米11月ADP雇用統計や米11月ISM非製造業景況感指数が市場予想を下回ったことが上値追いを慎重にさせているようだ。日経平均株価が反発していることが下支えとなっているものの、一方で時間外取引での米長期金利の低下が重荷となっている面もある。
ユーロは対ドルで1ユーロ=1.1081ドル前後と同0.0004ドル程度のユーロ高・ドル安。対円では1ユーロ=120円61銭前後と同40銭強のユーロ高・円安となっている。
出所:MINKABU PRESS
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