◎〔東京外為〕ドル、108円台半ばに続落=米中関係悪化を懸念(4日)

配信元:時事通信社
投稿:2019/12/04 17:08
 4日の東京外国為替市場のドルの対円相場(気配値)は、米中関係悪化への懸念を背景に、1ドル=108円台半ばに続落した。午後5時現在は108円47〜47銭と前日(午後5時、109円09〜09銭)比62銭のドル安・円高。
 トランプ米大統領が3日、米中貿易協議をめぐって「(合意までの)期限は設けていない」と発言した上、ロス米商務長官も合意に達しなければ今月15日に追加制裁関税を課す考えを表明した。これらにより、先月までの(米中貿易協議に対する)楽観的な見方が後退してリスク回避気分が高まり、前日の海外市場ではドル円、米株、米長期金利がいずれも下落した。
 東京市場は108円60銭台で始まり、米下院がウイグル人権法案を可決し、中国外務省が強く反発したことを材料に、午前中に108円50銭を割り込む水準まで値を下げた。その後は、日経平均株価の下げ止まりを好感したドル買いや、輸入企業の決済資金調達とみられる動きで底堅く推移したが、午後4時ごろからは「米長期金利が時間外取引で低下したのにつられた」(外為仲介業者)とみられるドル売りに再び軟調となり、一時108円40銭前後を付けた。
 市場では「(米中協議の行方を)楽観しすぎていた。合意への期待が薄れている」(FX会社)との雰囲気が強まり、米中両国の動向や要人発言に神経をとがらせている。また、日本時間今夜にADP全米雇用リポートや11月の米ISM非製造業景況感指数の発表を控えているが、「内容が悪ければ、さらに下値を試す」(邦銀)展開が予想される。
 ユーロは対円で終盤に下落、対ドルではもみ合い。午後5時現在は1ユーロ=120円16〜17銭(前日午後5時、120円83〜84銭)、対ドルでは1.1077〜1078ドル(同1.1076〜1076ドル)。(了)
[時事通信社]
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