アジア株 上海株は0.5%安、クドロー氏発言への反応はなし、FTやファーウェイ報道を嫌気か

著者:MINKABU PRESS
投稿:2019/11/15 11:35
アジア株 上海株は0.5%安、クドロー氏発言への反応はなし、FTやファーウェイ報道を嫌気か

東京時間11:18現在
香港ハンセン指数   26395.48(+71.79 +0.27%)
中国上海総合指数  2896.22(-13.66 -0.50%)
台湾加権指数     11509.36(+58.94 +0.51%)
韓国総合株価指数  2160.47(+21.24 +0.99%)
豪ASX200指数    6782.50(+47.45 +0.70%)

アジア株は上海を除いて上昇。
14日に、「米中は第1段階取りまとめで難航している」とFTが報じたことでリスク回避の動きが広がったが、15日東京時間に入ると、クドローNEC委員長が「米中貿易協議は合意に近づいている」「米中は第1段階の合意に関してとりまとめに近い」と述べており、米中合意期待が再び高まっている。
米株式市場でもダウ平均が時間外で90ドル高、為替市場ではドル円や豪ドル円が上昇している。
香港株は反発。米中期待の買い優勢で始まったが、デモ長期化は引き続き懸念されている。
デモ衝突に巻き込まれ意識不明の重体となっていた70代の男性が14日死亡した。デモ関連での死者は今回で2人目となる。
上海株は0.50%安。今朝のクドロー氏発言への反応は今のところ見られない。
前日の米中協議が難航しているとのFT記事やファーウェイに関する報道が懸念されているもよう。
米司法長官は連邦通信委員会宛の書簡で「ファーウェイとZTEは信用できない」と述べ、米地方通信会社が政府の資金を使って2社から通信機器を購入することを禁止すべきかどうかを22日に投票して判断を下す。とロイターが報じている。

このニュースはみんかぶ(FX/為替)から転載しています。

配信元: みんかぶ(FX/為替)