15日の株式相場見通し=手控え材料多く上値重い、下値では押し目買いも

配信元:みんかぶ
著者:MINKABU PRESS
投稿:2019/11/15 08:12
 15日の東京株式市場は、強弱感が対立し方向感が見極めにくい動きとなりそうだ。米中貿易交渉を巡る不透明感や香港情勢などから上値は重い。外国為替市場で1ドル=108円台前半まで円高傾向に振れていることも輸出株中心にマイナス材料となる。ただ、米国株市場ではNYダウ、ナスダック総合指数などが前の日の終値を若干下回る水準で取引を終えているが高値圏で売りを吸収しており、リスク回避の流れが意識される局面にはない。日経平均は前日までの2営業日で380円程度の調整を入れており、下値では押し目買いが入り、全体を支える公算が大きい。

 14日の米株式市場では、NYダウ平均株価が前営業日比1ドル63セント安の2万7781ドル96セントと小幅反落。ナスダック総合株価指数は、同3.084ポイント安の8479.017だった。

 日程面では、きょうは9月の鉱工業生産確報値。海外では、10月の米鉱工業生産、米小売売上高、米輸出入物価、11月のニューヨーク連銀製造業景況感指数など。

出所:MINKABU PRESS
配信元: みんかぶ

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